同じ処理を繰り返して行う場合、ループ処理を使うと便利です。
同じコードを何行も記述することになると、大変ですよね。
PHP には while 文と for 文の 2 つのループ処理を記述することができます。
ここでは、ループ処理についてまとめています。
while 文
for よりも簡単に使えるループが while 文です。以下のように記述します。
while 文の構文
while (式) {
式の結果がTRUEの場合、
ここに書かれた処理が繰り返し実行される。
}
do-while 文
while と do-while では、式の結果が TRUE かどうか評価するタイミングが違います。
「繰り返し処理」の前に評価を行うのが while 文、
後で評価を行うのが do-while 文です。
do-while 文の構文
do {
まず先にここに書かれた処理を1回実行し、
その後、式の結果がTRUEの場合、繰り返しここの処理が実行されます。
} while (式);
for 文
for は while 文よりも構文が複雑ですが、その分便利に使えます。
for 文の構文
for (式1:カウンタの初期化式; 式2:ループの条件式; 式3:ループの最後に実行される処理) {
ループの条件式がTRUEのとき、ここの処理が繰り返し実行される。
}
ループ処理のサンプル
while 文
1 2 3 4 5 6 7 8 |
<?php $x = 0; while ($x < 5) { echo $x; $x++; } ?> |
実行結果
01234
do-while 文
1 2 3 4 5 6 7 8 |
<?php $x = 0; do { echo $x; $x++; } while ($x < 5); ?> |
実行結果
01234
for 文
1 2 3 4 5 6 |
<?php for ($x = 0; $x < 5; $++) { echo $x; } ?> |
実行結果
01234