ここでは、Python と OpenCV を使って、「画像の表示」「画像を保存」する方法についてまとめています。
OpenCV で画像を読み込む
OpenCV を使って画像を読み込むのは、とても簡単です。
標準APIである imread(<画像ファイルのパス>) を使って、次のように読み込みます。
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import cv2 img = cv2.imread("sample.jpg") print(img.shape) # (540, 720, 3) |
- 1行目:OpenCV のライブラリをインポートしています
- 3行目:OpenCV の API である imread() を使って、画像を読み込みます(img は numpy の配列)
- 4行目:読み込んだ画像の情報(高さ、幅、画素値)を出力します
参考
shape や画素値については、「画像処理の基礎知識」にまとめています。
OpenCV で画像を表示
OpenCV を使って読み込んだ画像を表示してみましょう。
標準APIである imshow(<表示ウィンドウのタイトル名>, <読み込んだ画像の numpy 配列>) を使います。
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import cv2 img = cv2.imread("sample.jpg") cv2.imshow("Sample Image", img) cv2.waitKey(0) cv2.destroyAllWindows() |
- 1~3行目は、前述と同じ
- 4行目:何かキーが押下されるまで待つ
- 5行目:OpenCV が開いている全てのウィンドウを閉じる
OpenCV で画像の保存
最後に、OpenCV を使って画像を保存してみましょう。
標準APIである imwrite(<保存するファイルパス>, <画像の numpy 配列>) を使います。
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import cv2 img = cv2.imread("sample.jpg") cv2.imwrite("copied_image.jpg", img) |
- 1~3行目は、前述と同じ
- 4行目:読み込んだ画像を別のファイル名で保存しています