PHP

条件式(if文) - PHP入門

2021年4月3日

条件式を使うことで「この条件のときだけ」実行できるプログラムを書けます。
PHP には2つの条件構文があります。

ここでは、そのうちの一つ「if文」をまとめています。

 

if-else 構文

if 文は、どんなプログラムを書くときも頻繁に使う構文の一つです。
以下のように記述します。

 if 文の構文
if (式) {
    式が TRUE の場合、この中のブロックが実行されます。
}

「式」には、比較演算子や論理演算子を使って記述します。

参考

演算子については「いろいろな演算子」にまとめています。

 

式が TRUE の場合、そうでなかった場合(FALSE)と処理を分けたい場合は、
「else」を使います。

 if-else 文の構文
if (式) {
    式が TRUE のとき、この中が実行されます。
} else {
    式が FALSE のとき、この中が実行されます。
}

 

elseif を使う if 文

elseif を使うと「そうでなかったら」ではなく、「そうではなくて〇〇だったら」
という条件を記述することができます。

 elseif 文の構文
if (式1) {
    式1がTRUEのとき、この中が実行されます。
} elseif (式2) {
    式1がFALSEで式2がTRUEのとき、この中が実行されます。
} else {
    式1がFALSEで式2もFALSEのとき、この中が実行されます。
}

注意ポイント

elseif を多様すると、コードが分かりにくくなるので注意が必要です。(可読性が低下する)
多用する場合は、switch 文を使うことをおすすめします。

参考

switch 文については、「条件分岐(switch文)」にまとめています。

 

中カッコを使わない if 文

PHP では、一般的な中カッコを使う構文以外に、コロン(:)と endif を使った if 文があります。

 中カッコを使わない if 文の構文
if (式):
    式がTRUEのとき、この中がじっこうされます。
else:
    式がFALSEのとき、この中がじっこうされます。
endif;

あまり一般的ではありませんが、すっきりした印象のコードとなります。

 

if 文を使わない条件式(三項演算子)

if 文を使って条件式を記述する以外に、三項演算子を使って記述する方法もあります。

 三項演算子の構文
条件式 ? TRUE時の値 : FALSE時の値;

三項演算子を使うと、TRUEやFALSEのときに実行した最後の値が演算子の結果になります。
つまり、その結果を変数に代入したりすることができます。

 

条件式を使うサンプル

if 文を使ったコードを記述して、実行してみましょう。

 実行結果
score=60
score=60
score=60

 

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SANACHAN

SANACHAN

「生涯一エンジニア」を掲げ、大手グローバル企業でSE/PGとして8年勤め、キャリアアップ転職した現役のエンジニアです。世にあるメジャーな全プログラム言語(コボル除く)を自由に扱えます。一児の父。自分のため、家族のため、日々勉強してます。システムエンジニア、プログラミングに関する情報を蓄積している雑記帳です。

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