Kotlin

ループ制御「whileループ」と「forループ」 - Kotlin入門

Kotlin にも Java と同じようにループ制御を行うための構文が用意されています。
それは while 文と for 文です。

 

while ループ

while 文

while 文は、指定した条件式が true である限りループ処理を続ける構文です。

 フォーマット
while (条件式) { 処理1 処理2 ... }

使い方は Java の while 文と同じですね。

 実行結果
kotlin
kotlin
kotlin

 

do-while 文

Kotlin も do-while 文をサポートしています。条件判定の前に do ブロック内の処理が実行されます。

 フォーマット
do { 処理1 処理2 ... } while (条件式)

Kotlin の do-while 文は、変数のスコープが Java と異なります。

 事項結果
kotlin
kotlin
kotlin
※乱数を条件に使用しているため、実行毎に結果は異なります。

Kotlin では、do ブロック内で定義した変数を while 文の条件式に使うことができます。

 

for ループ

イテレーター(iterator、反復子)を提供するオブジェクトに対する繰り返しは、
一般的に for 文を使用します。

 フォーマット
for (要素名 in イテレータを提供するオブジェクト) { 処理 }

イテレータを提供するオブジェクトは、例えば配列やリストなどです。

参考

配列やリストについては、「配列」と「コレクション」にまとめています。

 

 実行結果
Array: 1
Array: 2
Array: 3
List: Taro
List: Hanako
Range: 1
Range: 5
Range: 9

 

ループ制御:break と continue

ループの処理フローを変更できる breakcontinue が用意されています。

break は、ループを終了させます。
continue は、次のループを開始します。

 実行結果
Java

 

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SANACHAN

SANACHAN

「生涯一エンジニア」を掲げ、大手グローバル企業でSE/PGとして8年勤め、キャリアアップ転職した現役のエンジニアです。世にあるメジャーな全プログラム言語(コボル除く)を自由に扱えます。一児の父。自分のため、家族のため、日々勉強してます。システムエンジニア、プログラミングに関する情報を蓄積している雑記帳です。

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